Autism Revolutionからの引用(2)です。<引用部分は緑字になっています>
「砂糖を避けましょう」Avoid Sugar (p.94)
何度言っても足りません。砂糖はジャンクフードです。科学的に証明されているのですが、砂糖は腸内悪玉菌のえさになるだけでなく、不注意、衝動性、不適切な行動を引き起こし、炎症を悪化させ、菌に感染した時の抵抗力を落とし、他の多くの行動、学習、健康の問題を引き起こすことがあります。簡単に言うと細胞の健康に悪いのです。
この著者の他の著作を読んでいたら、おねしょや夢遊病に困っているお子さんの砂糖摂取をコントロールしたらピタリと問題が収まったという話もありました。
発達障害であろうとなかろうと身体に良くないと本当に思います。実際娘もパンツで寝るようになった時期「夕ご飯のころに甘いもの食べた時おねしょだったかも?」と聞くと「そうかも」と。その後意識して甘いものを夕方から避けることでおねしょはなくなりました。
最新の研究もイギリスのサイトで紹介されています(independent.co.uk/April 13, 2016)。「砂糖中毒、砂糖依存症は薬物乱用として治療するべきだ」
砂糖はコカインと同様に脳に影響すると広く考えられています。新しい研究では砂糖の依存症については他の薬物依存症の患者と同じ方法で治療するべきだというのです。
Queensland University of Technology(QUT)の研究者によると、過剰な砂糖の摂取はコカインのような薬物と同じ経路でドーパミンレベルを上げるのです。
この研究では砂糖を長期にわたって摂取する結果、徐々にドーパミンレベルが下がることが明らかになりました。つまり元の同じレベルまで報酬系を活性化し(やる気が出るよう)、ちょっと元気が出ないのを立て直すには、どんどん多くの砂糖を摂取しなければならなくなるという意味だと説明されています。
またスクロース、ショ糖/白糖を継続して摂取することで摂食障害を発症し、行動が変化することがあるという結果を同じ研究者が別の調査で明らかにしています。
ちょっとコワイ、と思いませんか?