遊びと社会性・対人関係力

ソーシャルシンキング Socia Thinking™をうまくASDのプログラムに適用できないか、考えていたら、この遊びのレベル分けに出会いました。

 

確かにここが4−7歳の子供たちが、集団に入ってお友達と遊べるか、の分かれ目です。いつもこの年齢のお子さんと接している保育園や幼稚園の先生方には当たり前のこと。でも、改めてレベルに分けて説明されると、なるほどーわかりやすいなあと思いました。

 

しばらく前に見たときには都内にはソーシャルシンキングの勉強会もあったようでした。2年前くらいに、シンガポールで子供の発達センター(自費)を運営している友人から教えてもらって、本も何冊か読みウェビナーも出てみました。が、結局 GPS Play Scale レベル5までをクリアして、言語で自分の考えをまとめたり人に伝えたりできるなら、ソーシャルシンキングのテキストでやれる、それ以前の人は Hanen をやれ、とのことでした。 

レベル5とはこの表の一番右のところです。そこに至るのにどうすれば良いか、Hanenのテキストや情報で追いましたが、要は地道に共同注意・参照を伸ばす、その次に言葉をある程度ABA的に入れていく感じのようです。

 

この資料の中に子供の遊びの観察ポイントが書いていて、それをそのまま昨年、自分が考えた療育プログラムの研修に使ってみたりしていました。