PYC子育てラボ、臨床心理士・公認心理師の菅原です。
このブログでは
・2022年バイオメディカル治療の最重要ポイントは脂質
・2023年集約したバイオメド情報提供
についてお知らせします。
いつもブログに目を通してくださってありがとうございます!
この図は、1月21日(土曜日)に行われたバイオメディカル講座アップデート第2回の資料です。
ちょうど、お子さんのイライラや発達の心配でご相談があったところで、あまりにもこのトピックとぴったりで、相談者の方へ早くお知らせしたくなるのを我慢したところです。
そのご相談では
「自分もアトピーを治すために食事を工夫して効果があった。子供の便秘やイライラはあるけれど、自分と同じように適宜薬を塗ったりしてそれ以上困ることはないから大丈夫だと思います」
とのこと。
大切なポイントは、
口に入る油、加工食品の揚げ物を減らしたりして効果があった、という点です。
本当にすばらしい!と思うんです。
そして、そこから先なんです、可能性を感じていただきたいのは。
さらに摂取する脂質を、免疫細胞、脳の白血球であるミクログリアなどだけでなく神経再生などへ使われるべく適切なものにしていくことで、どれだけ多くの炎症が、脳だけでなく皮膚、身体のあちこちで減らせるかもしれないだろう、という点。
炎症こそ、感染、免疫の暴走こそ、診療科をまたいで多くの症状の原因なのではないか。
最新のバイオアクティブリピッドの技術のお話です。
症状を良くするのは薬なのか?
それは「治す」薬なのか?
「脳のなかの天使と刺客」
=こころの健康を支配する免疫細胞=
ドナ・ジャクソン・ナカザワ著
白揚社 2022年
(原著は2020年出版)
で、脳の免疫に関する大きなパラダイムシフトが起こった過程を
読んでいて、
つくづく、そうだなと思った箇所を引用します。
「科学の行われる場所と患者たちのいる場所との間に、時間のずれがあっても驚くことはない。科学哲学者のトーマス・クーンが言ったように、(大ざっぱに言って)新しいパラダイムシフトが研究室から診療室に伝わるのには、およそ20年かかるのだ」pp.93
日本の精神医学・保険医療の現場は
「一つの疾病について一つの薬が治してくれる」考え方
製薬支配のもと
まだまだ、新しい知見を取り入れている
とは言えないのではないでしょうか..。
一方
ADHD薬、精神薬ではない方法の一つとして
Safe & Sound Protocolを取り入れよう
身体・心・トラウマへも
侵襲性が出来るだけ低く
柔らかく効果の出る治療法が一番いいと思う
と精神科のお医者さまの言葉をzoomで聞いて、ホッとした1月でした。
昨年、弊社で行ってみた
バイオメディカル治療・サウンドセラピーは
とても効果があり、3ー8ヶ月のうちに
学校の先生も驚くほど改善した例続出でした。
メルマガにてケース例についてご報告してまいります。
また、上記の表のように、
バイオメディカル治療について、そのクライエントさま、ご家族の経験と知識に応じ、
昨年の経験を集約して、バイオメド治療サポートのオプションを追加して提供してまいります。
詳細については、セミナー・面談にてご照会いただけますと幸いです。
<このブログのまとめ>
・効果のある最新の治療法が実際に診療で提供されるには20年かかると覚悟する
・従来の「数年かかる」と言われた栄養療法とは違ったバイオメディカル治療を提案していきます